賞金約1億円のドラえもんの難問

一定時間ごとに倍に増えていく栗まんじゅうが存在すると仮定した際、

その栗まんじゅうは宇宙全体を埋め尽くすことができるのか？」という

宇宙物理界の難問。

これを証明できれば、100万ユーロ（約1億5300万円）の賞金が。

「なんで栗まんじゅう？」と疑問に思うかもしれないが、実はこれ、

ドラえもんから生まれた問題なのだ。

高額賞金ももちろん魅力的だが、せっかく日本の漫画が世界中の天才を

悩ませる難問を提起したのだから、できるならば問題解決も日本人の手で

してみたいものだ。

億万長者専門学校

この本は

【億万長者 7つのルール】
ルール1「億万長者の定義」.......何度でも1億円をつくり出せる人
ルール2「人間のしくみ」.........圧倒的な行動力を生み出す原理とは
ルール3「感情のコントロール」...体を使って欲しい感情を得る
ルール4「8つの成功タイプ」......違うタイプの成功者はマネるな
ルール5「億万長者脳」...........消費に痛みを感じ投資に快感を感じる
ルール6「金のガチョウ資産」.....必ず1億円を手に入れる魔法
ルール7「ネゴシエーション力」...無一文から財産をつくるには!

「豊かさとはまわりの人を豊かにすること」など、人生の啓発本としては良いことが多く書かれていると思う。

　だが「幸せになる→自由になる→お金持ちになる（という順序に変えよう）」とか、「億万長者にならなくても自由になれる」と言われても、心の持ち方を変えることができなければ、この本を読んでも億万長者になれないし、目指すこともできない。
　大体、現在の自分が「幸せ」で「自由」なら、無理して「億万長者」になるための努力をする必要があるのか？
消化不良感が残る作品でした。